先生、質問!

今日、授業に来るなり「先生、質問!」

「おっ、早い時間に来たのは、その為だね」

「では、質問です。カナダのあるパブでのお話です」

「なんだい?質問ってクイズかい」

「とにかく答えてよ」

「OK、で」

「黒ビールが1ドル、ラガービールが90セントです」

「ハイハイ」

「一人目の客にバーテンダーは、ビールの種類と値段を告げると、その客はラガーを頼み1ドル札を出し、お釣りとビールを受け取りました」

「ホイホイ」

「二人目の客が来ると、その客はビールとだけバーテンダーに告げ、バーテンダーは何も言わずに黒ビールを出し代金を受け取りました。どうしてバーテンダーは、その客が欲しいのが黒ビールだと判ったのでしょうか?」

「友達か常連さんで、その客の好みが分かっていたから」

「なんだぁ、先生も発想は普通の人と同じかぁ。先生なら意外な答えが返ってくると思ったのに・・・」

さて、その後私は色々答えたのですが、彼女をガッカリさせる答えしか出ませんでした。

貴方ならなんて答えますか?

彼女から答えを聞いたのですが、なるほど!と言うものでした。
いじわるクイズではないんです。
では、考えてみてください。