もっと早く言ってよ!

今日登場のAさん(30代主婦)は、いつも忙しくて私とコーヒーを飲む時間が取れませんでしたが、その日は余裕があるようで一緒にコーヒーブレイク。

「今度の日曜日に、この教室で新人講師の研修会があるんだよ。」
「へ~、沢山来るの?」
「札幌と千歳と苫小牧の先生、4,5人と聞いてるけどね。」
「じゃ他所の教室の先生が来るんだね。」
「そうなのさ、だから窓や床を綺麗にしなきゃなんないのさ。前日授業が終わってからやろうと思ってんだ。」
「へ~、けど先生気が付いてないようだけど、この教室に変な所があるんだよね。他所の先生に見られる前に、それ直しといたほうがいいよ。」
「えっ、この教室に変な所ってある?!」
「さぁ何所でしょう?」

隅々を見渡しても、全く私には分かりませんでした。
「完璧じゃない。どこが変?」
「コース提案のポスターの、あれとあれのWindowsがWindouwsになっていて、あれはWindowになっているよ。」
「お~~、気が付かなかった!修正しなければ・・・。ところで何時から気が付いていた?」
「貼られてからすぐ。」
「じゃ、一月前ぐらいから知っていたのかい。」
「そっ」
「もっと早く教えてよ!!!」