「先生、今良いかなぁ。」と入ってきたのは、娘の学級の役員をしている卒業生のAさん。
「あのね、簡単はがき講座でカレンダーの作り方を勉強したじゃない。あれを使って今のクラスが終わる時に、担任に記念のカレンダーを作ってプレゼントをしようと思うんだけど、どう思う。」
「い～じゃない、生徒の写真とか入れてね。」
「だよね！けど問題があって12で割り切れる生徒人数じゃないのよ。そうすると１ヵ月ごとの写真の人数がバラバラになっちゃうのよ。」
「それなら表紙を付けてページ数を増やせばいいじゃない。表紙は多少人数が増えてもカッコが付くって。」
「そっか！でも上手く出来るかなぁ。」
「なんならこの教室で、１ページ作ってみればいいじゃない。」
「いいの？先生、でも助かるわ。予定は来年の１月頃から始めるから。じゃよろしく！」
そんな先の事だったのか・・・。
けど、今から生徒の写真撮影とかして、早めにはじめた方がいいんじゃないの？
だって彼女、ワードの資格試験のとき・・・。
