禁煙少女現る

今日の午前中、彼女は「ヨォ!先生」と言って現れた。

現在も10代の彼女は昨年、MOSワードとエクセルの資格取得を目的に夏休みを利用して当教室に通っていた。

彼女の在校中、私の喫煙を辞めさせるべく喫煙貯金箱を設置し、私は喫煙を発見される度、100円を徴収されるという理不尽な決まりが存在し、当時全ての時間の生徒さんがその制度に賛同し、とても窮屈な思いをしていた。(卒業時に喫煙貯金箱は撤収)

「あのさぁ、今日の休み時間、ちょっと付き合ってよ。」
「おっ、俺とデートしたいのかい?」
「違うよ!電気屋さんにPCのカタログ貰いに行きたいんだよ。」
「な~んだ、OK!付き合うよ。」

という事で、行って来ました近くの電気屋さん。
一通りのカタログを貰った後、デジカメも見たいと言うのでデジカメコーナーへ。
店員さんが寄ってきて、色々説明してくれました。

すると突然、「ねぇパパぁ、これ買ってぇ。」
以前から彼女、突然びっくりする様な事を冗談で言って脅かされます。
ここでそう来やがったかと思った私は、「今日会うのに金払って、デジカメもかよ」と言うと「先生!なに言ってんだよ。お金なんか貰ってないよ!冗談だよ!」と言うとサッサと出てきました。
店員さんはどう思ったでしょうね。

その後は教室に戻り、3時すぎにお母さんが迎えに来ました。

「先生暇そうだからまた来るね」だってさ。