生徒さんとの会話

先日、私の教室に受講説明に来たお客さんを送り出した後、その時間に受講していた生徒さんとの会話です。

「先生さぁ、あんな事言ったらあの人入んないよ。」
「やっぱり聞こえてたかい。」
「先生入会の説明下手だよ。」
「だってさぁ、週1回しか来れなきゃ覚えられないじゃん。」
「い~じゃない本人がそれで良いって言うんだから。」
「Aさん(30代主婦)だって週3回2時間づつ来てるじゃない、なんで?」
「それは、私は頭悪いからそのペースでやらないと覚えられないから。」
「それはあの人だって同じじゃない。別に週2でも良いけど、週一月4回じゃ覚えられないし、辞めちゃうよきっと。」
「それも生徒の勝手じゃない!もしかしたら続くかも知れないしさぁ。」
「きっと気が付いたと思うよ。パソコン教室は、お茶や習字の様な習い事ではなくて自動車学校の様な技能取得なんだとさ。だからやっぱり最良の受講を提案するのさぁ。」
「先生は正直だなぁ、でも経営ということ考えると入会してもらってお金が入るほうが良いじゃない。」
「お金が入るより、”できた””わかった”って喜ばれる方が俺は嬉しいよ。途中で辞められると申し訳なく感じるよほんとに。」
「生徒の私は先生の事知ってるから良いけどさぁ。知らない人には週一でも入ってもらって、後からこの教室好きになってもらって、授業数増やして貰えば良いと思うけどなぁ。」
「参考にするわ、Aさん。けどこの教室好きになってもらえるかなぁ。」
「大丈夫だって、私が保証するから。」

なんて会話がありました。
ほとんど一人でやっている私のアドバイザーは、生徒さんたちなんです。