若さの素

我が教室には、60代70代80代の生徒さんが多数在籍し、「ボケ防止!」「新たな趣味」など色々な目的を持って通ってくれています。

私、常々思っているのですが、その皆さんは肉体的にも精神的にもとても若い。

今でも山登りやノルディックウォーキング、マラソンを趣味にしているK氏(80歳)をはじめ、家庭菜園や旅行など皆さんアクティブ。

先日、現役事務員として頑張っているAさん(70代半)と若さについて話したところ、いつも見えるところに置いてあるという、詩を教えてくれました。

その詩にまつわる話を、色々してくれたのですが、今回は皆さんにその詩をご紹介いたします。

サミュエル・ウルマン作 「青春」です。

青春とは人生のある期間ではなく、
心の持ち方を云う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する。
ときには20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない
理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥にある。

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、
驚異に惹かれる心、おさなごのような未知への探求心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美・希望・喜び・勇気・力の
霊感をうける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ
悲嘆の氷に閉ざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已む。

”な~んだ、俺ってまだまだ頑張れるじゃない!”って気分になれるでしょう?!