諜報活動

「隊長、説明パンフレットもらって来ました!」
「でかした、越後屋!そちも気が利くのう。」
「いや~これもお代官様に喜んでもらおうと思いまして・・・。」
「越後屋、そちも悪よのう、カカカッ。」

という会話はなかったのですが、来週のMOS試験の受験料を払いに行って来た生徒さんが、会場になっているパソコンスクールのパンフレットを貰って来ました。

黒い紙袋に入り、厚さ3cmあまりのケースに入った何冊ものパンフレット。
全国に教室を持つその会社のパンフレットには、生徒と笑顔で接するインストラクターも教室にたたずむインストラクターも皆スタイルのよい美人ばかり。

「越後屋、して札幌の会場のインストラクターも美人であったか?」
「まぁ若い女性でしたが、パソコンは30台ほどあるそうです。そしてやっぱり画面の向こうに評判の人気講師が説明してくれると言ってました。」
「ほう、こちらとさほど変わったシステムではなさそうじゃの。」
「でも向こうの教室の方が高級な感じがしました。」
「それは仕方なかろう。あちらは百万石、ワシは先日まで浪人じゃったのだから。」

という会話もなかったのですが、とにかく立派なパンフレットです。
MOS取得コースが、た、高けぇ?!!!