いや~恐縮です

のほほ~んとBUNちゃん先生の教室向けブログを見ていたら、私の事が出ていました。
驚いたなぁ~もう!

パソコンをたくさん生徒さんに買っていただいた教室だと紹介してありました。
うん、そうなんです。

でね、そのブログのタイトルが”パソコン販売はヤマハ音楽教室をイメージしてください”なんだけど、これまた私にピンポン。

なにがって?!

私、以前ヤマハのピアノ調律師で苫小牧の某ヤマハ音楽教室の担当責任者でした。
んで、現在も現役ヤマハ音楽教室講師が妻なのですが・・・、蛇足です。

けどねヤマハにはヤマハの悩みがありまして、音楽講師にも積極的に楽器の買換え提案を出来る先生と、「私は音大を出たピアノの先生であって、ピアノのセールスマンではありません。」とのたまう講師が居るわけです。

で、なぜ前者は生徒に楽器を薦められるか(講師に対し生徒が楽器を購入しても、手数料が入るような事はいっさいありません。)というと、生徒がもっとも伸びる環境提案を含めて授業を進めるのが自分の仕事だと確信を持っているから、楽器が無い、オルガンしかない、又は古いエレクトーンしかない生徒に最新の楽器を薦めるのは当然な事なのです。
そして買う買わないは生徒の方で決めればよい事なのです。

後者はプライドなのか何なのか分かりませんが、生徒にお金を使わせる楽器購入の話をするような事は、ピアノの先生の仕事ではないと思っているのです。

で、どっちの先生が生徒や生徒の父兄に信頼されているかと言うと、それは当然前者です。

だって、後者の先生は自分の事しか考えていないから生徒の楽器の買い時を逃し、前者の先生に付いた自分と同じ年齢の生徒がぐんぐん上手になっていくのを、後者の生徒は発表会などで否応無く感じてしまうのです。

んな訳で、私は入会の時にパソコンを持っていない人や古い人には、「これからパソコンを勉強するなら、人生で一番パソコンが必要な時期かもしれませんよ。」なんて一言付け加えます。
その後はなにも言わないのですが、パソコンが欲しくなった生徒の方から相談してきます。

そんな感じです。