生徒が先生Ⅲ

私の奥さんの本業の師匠Aさんが、現在教室に来てくれています。

「私はここに来て、時間を買っている気になってます」
「えっ、どういう事ですか」
「本当の話ですよ先生。今まで2時間ほどかかっていた作業が、30分程で済むようになって、本当によかったと思っています」
「それは良かったです。もっともっと役に立つ事があるので、お楽しみに」

なんて話をしているのですが、そのAさんのご紹介で入会してくれた、これまた奥さんと御同業のBさん。

もうひと月ほど通ってくれているのですが、ゴールデンウィーク前の先日、

「ちょっと先生、この教室のチラシないの?」
「ありますよ、これ」
「あ~、いいじゃない。このチラシ10枚ほどくれない?」
「あ、どうぞ」
「それと、ポスターないの」
「ポスターは、今ないけど作ります」
「あのね先生、商売下手だわ」
「あ~、よく言われます」
「良い事やっているんだから、もっと宣伝しなさいよ」
「はい、新聞折込とかポスティングとかは、やっているのですが・・・」
「この教室のチラシなんか見たことない!」
「す、すみません」
「先生、血液型何型?」
「O型です」
「はぁ~、自分が一番タイプだ。駄目だなこりゃ」

って事で、Bさん、この教室の宣伝部長になってくれるという事で、その日早速お付き合いのある会社に、用事ついでに行ってくれると話してくれました。

本当にありがとうございます。
宣伝、がんばります。